奈々ちゃんライブ感想(後編) 


会場に着くと、既に入場待機列が作られていたので並んだ。
17時前、突然実家から電話が。出るやいなや母親の第一声が、「あんた大丈夫じゃった?」
声優のライブ参加前だったり、今日の点取りのような嗜好からすると、社会的に大丈夫なのかどうかは非常に疑問だったが、身体的には別段問題はなかったので、「大丈夫じゃけど、どうしたん?」と俺が言うと、「どうしたん?って地震があったが。」と母親。
どうやら、日立で震度5弱の地震があったらしく、期せずして地震を回避できました。これも奈々ちゃんマジック?


20分遅れで開場。中に入ると、会場の広さに感嘆。
券面に書かれた席に座ると、目の前には会場に予め設置されている席とは違う卒業式で使うような椅子が何列か並べられてあった。明らかに関係者席だった。ミーハーな俺はテンション上昇(ぉ


開演予定時刻の18時から遅れること約20分。ついに初日「BLUE SIDE」が開演。
1曲目「Astrogation」のイントロが聞こえた瞬間、テンションうなぎ上り。そして、中世の闘技場をイメージしたような舞台の最上段に奈々ちゃんが登場。「階段がないけど、どうやって降りるんかいな?」と思っていると、なんとワイヤーに吊られて会場センターに移動しながら空中で歌ってはる!すげぇ、すごすぎるよー!!
割りとスロースターターな俺だが、「Astrogation」に心を全部持っていかれた。初っ端から大興奮。オーラスの歌詞「世界を全部あげよう」はもうたまらんかったね!


2曲目以降は実は知らない曲が多かった。2曲目「still in the groove」は、「このダンス見たことあんねんけど、曲のタイトル思い出されへんわー。」と思いながら見てた。
7曲目の「Faith」でようやく知っている曲に。
この直後のMCで、「次の曲は『LIVE RAINBOW』で歌って以来約4年ぶりに歌います。」とのことで、もちろん8曲目「砂漠の海」も知らず(´・ω・`)
結局、前半10曲中、知っていたのはわずか3曲でしたが、「Astrogation」でロケットスタートを切ったおかげか、あんまりダレることはなかった。


11曲目「You have a dream」。中盤の山場がここ。舞台から会場センターを経由して1週できる花道を奈々ちゃんが歩きながら熱唱。花道には20人ほどのちびっこダンサーたち。奈々ちゃんはそのちびっこダンサーと戯れながら歌っていました。ちびっこダンサーとはいうものの、中には中学生くらいのダンサーもいたんだけど、その子たちとはあんま絡まずスルーぎみだった奈々ちゃんに笑いかけた(ぉ
俺らの席は関係者席を挟んで花道から近い場所だったため、このとき最も近くで奈々ちゃんを見れた。


13曲目「Level Hi!」ではおなじみのタオルアクション。物販タオルじゃないのはいつもどおり。ってか、タオルに2700円は出せない(ぁ
14曲目「Bring it on!」。この曲ではガンガン頭振った記憶がある。
14曲目〜16曲目「Orchestral Fantasia」までの3曲はサビを聞くまで何の曲か分からず、ふわっとした感じで盛り上がった(ぉ


17曲目「suddenly〜巡り合えて〜」。昔の曲の中でなら「POWER GATE」に次いで好きな曲。声優のライブとしては相の手が少ない奈々ちゃんライブですが、この曲は相の手が多くてgood。ここからラストスパート突入。
18曲目「アオイイロ」。ライブのサブタイトルに「BLUE SIDE」と銘打っている以上、この曲は来るべくして来た。
19曲目「SUPER GENERATION」。もうこの辺に来ると、楽しすぎてたまらん状況に。


最後の曲に入る前に短くMC。「『青』と聞いて思う浮かぶのが最後の曲です。この曲はずっと長い間歌っているけれど、この日この場所でこの曲を最高のものにしたい。」
20曲目「POWER GATE」。もう前奏のギターを聞くだけでたまらんかった。もうなんか全てを出したし、全てを吸収した。オーラスの歌詞「昨日とは違う」を噛み締めた後、奈々ちゃんがハケて暗転。個人的にはアンコールなくてもいいと思えるくらいのラストだった。


とは言うもののしっかりアンコール。のどを潰してアンコール(ぉ
21(EN1)・22(EN2)曲目はあんま知らんかったのと、「POWER GATE」で全てを出し切ったため、ふわっとした感じで経過(ぉ


ほんまのラスト曲に入る前にMC。絶対に触れないだろうと思っていた水樹奈々殺害予告事件について言及。「人生悩みや不満いろいろあると思う。でも、軽はずみな行動で大変なことになってしまう。自分のことを大切にしてほしい。」と見事なメッセージ。ただただ拍手で応えた。
23曲目(EN3)「New Sensation」でラストを飾り、「ありがとうございました!!」という奈々ちゃんの地声が広い会場に大きく響き渡った。